TA2020デジタルアンプ、YDA138搭載デジタルアンプの改造

NFJ TA2020デジタルアンプ自作キットのオリジナルキットは4Ωのスピーカー用にパーツが選ばれてるみたい。
うちにあるスピーカーは8Ωのが主だから8Ω向けコンデンサアップグレードキットを購入。
あとインダクタをTOKO製13RHBPっていうのにしてたけど、ものは試しで同じくNFJで購入した「MAX6.5A!大電流対応! 22μH 大型防磁インダクタ 4個SET 低歪」っていうのに載せ変えてみる事にしました。

メーカー:Miden industrial Co., Ltd.
シリーズ:RTB1213B
インダクタンス(L):22μH
最大許容電流:6.5A

だそうです。
リード線の幅が基盤のより広いんで曲げたりして加工しなきゃだめみたい。
TOKOのより大型だしね。

あと電源onで点灯する赤色LEDが眩し過ぎるから、少し減衰させる事にしました。
基板のパターンを追っていくと1kΩの抵抗がどうやらLEDの明るさを調整してるみたい。
秋葉原のパーツ屋さんで4.7kΩの抵抗を購入しておきました。
141228_01.jpg
早速基板をケースから取りだして交換予定の部品をハンダ吸い取り器を使って外していきます。
その前にちょっとTA2020-20にヒートシンクを付けてみました。
ヒートシンクが無い状態でも赤外線放射温度計でチェックしても40度になるかどうかなんで、必要性は無いかもだけど、念のため。
ハンダ除去とかの熱が少しでも逃げてくれれがいいなって^^;

ハンダ除去は結構大変^^;
ハンダ吸い取り器では完全には吸い取れないから、ハンダを溶かしながら部品を引っ張ったりして外しました。
自動ハンダ吸い取り器欲しいな~

8Ω向けコンデンサアップグレードキットはどの部品を替えるのかのマニュアルも無いから、部品の数や数値、あとはWebを色々チェックして判断していきます。
大型防磁インダクタは案の定設置が難しいですね。
リード線を曲げてなんとか収まるように配置してハンダ付けしていきます。
そこそこお値段がするパーツ(TOKO 11RHBPの2倍弱)なだけに慎重に。

部品交換してのハンダ付けも結構大変。
基板のホールにハンダが流れてリード線が通りにくくなってたりするから、ホールを温めながら差し込んでいきました。
141228_02.jpg
なんとか部品交換終了。
TA2020キット最終版専用ベースアップグレードキットも購入はしてあるけど、今回は乗せませんでした。
こちらはもう少しパーツ配置とか思案しないといけなさそうなんで^^;
141228_03.jpg
早速周辺パーツを仮で接続して鳴るかチェック。
無事に鳴りました。
LEDの明るさも丁度いいくらいになりました(^^)
よかった~

なんか音のパンチ力が増した感じは気のせい??
少し鳴らして赤外線放射温度計を使って異常発熱が無いかチェック。
念のためしてからDCオフセットをチェック&再調整してからケースに納めて完成です(^^)

YDA138自作キットも少しいじる事にしました。
フィルムコンデンサ 250V 1.0uFっていうのを購入して交換。
141228_04.jpg
結構大きなパーツだからケースと干渉しないように設置しました。
一個の入りが悪くって少しケースと当たっちゃったけど、何とか入って一安心。
こちらも音を鳴らしてチェックしてみました。
元の音を忘れちゃったけど、変なとこも無く気持ち良く鳴ってくれました(^^)

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